CATEGORY

基礎知識

基礎体温の正しい測り方とは?

「そろそろ子どもが欲しいな」と思った時、基礎体温を記録することは、とても大切です。 基礎体温を記録するというのは、ただ毎日、熱を測れば良いというわけではありません。 そこで本記事では、妊活に欠かせない基礎体温の正しい測り方について、ご紹介したいと思います。

妊活に大切な基礎体温とは

基礎体温計

基礎体温とは、本来は寝ている間の体温のことです。 人が生きるために、最低限必要なエネルギーしか使っていない時の体温を基礎体温と呼びます。 しかし、寝ている時の体温を自分で測ることはできません。 そのため、一般的には、朝起きてすぐ、安静状態の時に測った体温を基礎体温と呼んでいるのです。 そして、妊活中、毎日正しく基礎体温を測り記録をつけることで、下記の情報を知ることができます。

月経周期

月経周期とは、月経が始まった日から、次の月経が始まる前日までの日数のことです。  月経周期は人によって異なりますが、25日〜38日であれば正常だと言えます。「妊娠しやすい体作りができているか」を判断するには「月経周期が安定しているか」ということも大事な判断材料です。月経周期が安定しているかを知るためにも、妊活中は基礎体温を毎日正しく記録することをオススメします。

排卵の有無

基本的に、女性の基礎体温は、約2週間ごとに「低温期」と「高温期」に分かれています。排卵が始まると、体温は上昇し約2週間「高温期」となり、月経が始まると体温は下がり約2週間「低温期」となるのです。低温期と高温期の体温の差は、約0.3〜0.5℃と微妙な差ですので、基礎体温を測っていなければ、ほとんどの人が気づかないでしょう。前回の月経から2週間経過した後も、体温が上昇せずに低温期が続く場合は、排卵していない可能性があります。そのため、基礎体温を正しく測ることは、きちんと排卵が起きているかを知るためにも役立つのです。

妊娠しやすい時期

女性が最も妊娠しやすいタイミングは、排卵日3日前〜排卵日の1日後です。 基礎体温を正しく測り記録していると、体温が最も下がるタイミングがあります。 そこが、低温期と高温期の境目で、体温が最も下がった日の前後2〜3日以内に排卵がおこる可能性が高いです。 つまり、基礎体温を正しく測り記録することで、排卵日を予測することができるのです。 排卵日を予測することができれば、妊娠しやすい時期に性交渉を持つことができ、妊娠の可能性が高まります。

妊活には「基礎体温計」を使用

基礎体温を測る女性

基礎体温の計測には、風邪などの際に一般的に使用されている体温計ではなく、基礎体温計を使用します。 基礎体温計は、婦人用体温計とも呼ばれ、オムロンやテルモなど様々なメーカーから発売されています。 一般的な体温計と基礎体温計(婦人用体温計)では、使い方や機能が異なりますので、基礎体温の計測には必ず基礎体温計(婦人用体温計)を使用しましょう。

基礎体温計と一般的な体温計の違い

まず、基礎体温計(婦人用体温計)と一般的な体温計の大きな違いは、表示される数値です。 一般的な体温計は0.1単位でしか表示されないのに対し、基礎体温計(婦人用体温計)は0.01単位で表示されます。 女性の低温期と高温期の差は、0.3〜0.5℃と僅かな差ですので、0.01単位で表示される基礎体温計(婦人用体温計)でなければ正確に測ることができません。 その他に、体温の測り方にも違いがあります。 一般的な体温計は、脇に挟んで体温を計測するものが多いですが、基礎体温計(婦人用体温計)は、舌の裏側に入れて計測します。 脇は汗など、外気の影響を受けやすく、体温が安定しにくいです。 一方で、口の中は外気の影響などを受けにくく、体温が安定しやすいため、より正確な体温を計測しやすいのです。 そのため、基礎体温の計測には、口で計測する基礎体温計(婦人用体温計)が適しています。

基礎体温の正しい測り方

基礎体温は正しく測ることが、とても大切です。正しく計測できていないと、体温のグラフがバラバラになり、低温期と高温期の判断ができなくなる可能性があるからです。ここでは、基礎体温の正しい測り方を、ご紹介します。

基礎体温を測るタイミング

基礎体温は、目が覚めてすぐ、体を動かす前に測定しなければいけません。少しでも体を動かしてしまうと、体温が変化してしまうため、目が覚めたらすぐに検温するようにしてください。そのためにも、枕元などの体を起こさなくても手が届く場所に、基礎体温計(婦人用体温計)を置いておくと良いですよ。

基礎体温計の使い方

まず、基礎体温計(婦人用体温計)を口の中に入れ、感温部を舌の裏側に当てます。この時、舌の裏側の筋の部分は避け、左右どちらかのくぼみに感温部を当てるようにすると、グラつかず安定して測ることができます。また、毎日同じ場所で測定するためにも、舌の裏側のどの位置に感温部を当てるか決めておくと良いでしょう。基礎体温計(婦人用体温計)の感温部を舌の裏側に当てたら、口を閉じて検温が終わるのを待ちます。外気の影響を避けるためにも、計測中は必ず口を閉じておきましょう。計測が終わったら、毎日、基礎体温を表などに記入してください。紙のものでも構いませんが、スマホアプリなどを利用すると簡単に記録を残せますのでオススメです。

基礎体温の記録は妊活への第一歩

今回ご紹介したように、基礎体温を正しく計測し毎日記録することで、妊活に大切な情報を予測することができます。「妊活を始めたいけれど何から始めればいいかわからない」という方も、まずは基礎体温を測り記録するところからスタートしてみてはいかがでしょうか。



専門家の紹介
薬剤師 アリス薬局スタッフ
山田 明里紗(旧姓:冨尾)

製薬会社勤務にて、ビタミン様物質、腸の免疫学的製剤を担当し、「腸」の状態が健康だけではなく、美容や精神面にも大きく影響していることを実感。
その後、インナービュティープランナー、栄養カウンセラーの資格を取得。現在、アリス薬局にてカウンセリング業務に従事している。
https://inner-beauty-diet.org/
https://www.orthomolecular.jp/

アリス薬局

いますぐLINEで無料相談

妊活や体調についてのご相談、カウンセリングをご希望の方はお気軽にお問い合わせください!

関連ニュース