漢方が病院の治療と最も大きく異なるところは、「自分の力で妊娠する力を高められる」というところです。
卵子の質を良くしたり、赤ちゃんのベッドである内膜を厚く(厚くならない方の場合)したり、ホルモンバランスを整える事ができます。
気持ちが不安定になることに対しても効果が見込めます。 心身ともに健康な状態で、妊娠力を上げることが可能です。
病院で不妊治療を行っている方でも、一緒に続けることができます。
排卵誘発剤、体外受精、人工授精などで疲弊してしまった心と体を補うことによって、薬の副作用が減ったり、卵子の質が改善して早く妊娠できる可能性があります。
漢方は長く飲まないと結果が出ないと思われている方も多いかと思いますが、漢方には得意不得意がります。婦人科系のトラブルは漢方が特に得意とする分野です。
サプリメントなどとは違い、漢方は医薬品として効果効能が認められたものしか販売できません。
中でも特に効果が高い治療法が「周期療法」です。
漢方による妊娠率が劇的に向上したのは、この周期療法が行われるようになってからだと言われています。
周期療法とは、生理周期に合わせて服用する漢方を変える方法です。
「月経期」(生理初日から3日目まで)、「低温期」(4日目から14日目まで)「高温期」(15日目から28日目まで)
1ヶ月をこの3つに分けて、その時期に必要な漢方を服用することで、ホルモンバランスを整え、妊娠力を高める治療法です。
(生理初日から3日目まで)
(生理4日目から14日目まで)
(生理15日目から28日目まで)
生理中は、内膜をきちんと剥がして新しい内膜が正常に厚くなっていくように活血剤という血の巡りが良くなる漢方を服用します。
低温期は、排卵前に卵子の質を良くするために補腎薬(ホルモンを補う)や補血薬(血を補う)を服用します。
高温期では、ここでしっかりと体温を上げて高温期に必要なホルモンを補うことによって内膜を厚くするのを手伝います。
このように女性の1月は、時期によって大きく変化しています。そのため、漢方を飲み分ける必要があります。
周期療法によって、卵子の質の向上、ホルモンバランスの改善、体温の改善が可能になります。
TYPE A
過度なストレスによって、肝気の巡りが悪くなっているタイプです。気の巡りを良くし、卵巣の血流を改善する漢方が効果的です。
月経期折衝飲 9包(1回1包1日3回毎食後)
低温期加味逍遥散
高温期ロクジョン 126錠(1回3錠1日3回毎食後)
TYPE B
子宮や卵巣の冷えによって、生殖機能の軸になる部分の働きが低下してしまっている状態です。骨盤内の血流を改善し、体の芯から温めて機能を回復する漢方が効果的です。
月経期折衝飲 9包(1回1包1日3回毎食後)
低温期芎帰調血飲+八味丸
高温期ロクジョン 126錠(1回3錠1日3回毎食後)
TYPE C
子宮や卵巣の機能が亢進しすぎている(使いすぎ)タイプです。生殖機能が疲弊してしまっているので、そこを補いながら余分な熱を冷ます漢方が効果的です。
月経期折衝飲 9包(1回1包1日3回毎食後)
低温期六味丸
高温期ロクジョン 126錠(1回3錠1日3回毎食後)
婦宝当帰膠は、当帰という生薬がメインのシロップの漢方薬です。 当帰には、「補血」(血を補う)働きや「活血」(血の巡りを良くする)働きがあります。
婦宝当帰膠は、黄体ホルモンの分泌増加や排卵誘発剤によって薄くなった子宮内膜を厚くする効果が動物実験により証明されています。 少し甘みがあり、お湯に溶かして飲んで頂くと美味しくお飲み頂けます。 小分け包装で持ち運びも便利になりました。
婦宝当帰膠
100mL(10日分)×3本 5,000円(税抜)